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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10928/1005

Title: 相対的リスク回避仮説における「リスク」の測定と効果 : 出身階級とリスク認識はいかなる関係性にあるのか
Other Titles: Measurement and Effects of Risk on the Relative Risk Aversion Hypothesis : Empirical Test of the Relationship between Class Difference and Risk Recognition
Authors: 川端, 健嗣
KAWABATA, Kenji
Keywords: 相対的リスク回避仮説
リスク認識
階級
Issue Date: 18-Mar-2018
Publisher: 成蹊大学文学部学会
Abstract: 教育達成の階級間格差を説明する命題として、Richard BreenとJohn H. Goldthorpeが「相対的リスク回避仮説」を提示している。相対的リスク回避仮説において、進学のリスク認識は出身階級(父親の職業)を代理変数にして測定されてきた。しかし、進学のリスク認識は出身階級にのみ規定されるとは限らない。そこで、本研究はリスク認識を出身階級とは異なる変数として設定し、それぞれが進学にどのような効果を持つのかを測定した。データは、ランダムサンプリングによる「2017年度暮らしについての西東京市民調査」を用いた。回帰分析の結果、出身階級はリスク認識に有意な効果を示さなかった。他方で、ロジスティック回帰分析の結果、大学進学に対して出身階級とリスク認識のそれぞれが有意な正の効果を持った。以上の結果から、出身階級も大学進学のリスク認識もそれぞれが独立に影響を及ぼすことが明らかになった。リスク研究が階級研究への批判的潮流において登場したように、リスク認識は出身階級とは別なる効果を持つ変数として解明する余地がある。リスク認識が出身階級以外のいかなる要因によって規定されるのかは、課題として残った。
URI: http://hdl.handle.net/10928/1005
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