SEIKEI University Repository >
02:学位論文(Dissertation) >
01:博士論文 >
02:博士(理工学) >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10928/1109
|
タイトル: | 次世代電子陽電子および電子陽子型加速器における1-loop効果を用いた超対称性粒子の検証可能性 |
著者: | 國府田, 優作 |
発行日: | 2019年5月7日 |
抄録: | 現代の素粒子論における重要な課題の一つに超対称性理論(SUSY)の予言する粒子(超対称性粒子)の実験的検証がある。一方日本に建設予定のILC は衝突エネルギーが限られていて、数100GeV 以上の新粒子の直接探索は不可能であることが解っている。そこで本研究ではILC における既知粒子の生成過程における間接検証の可能性に注目した。具体的には、本研究ではILC におけるfermion 粒子対生成、Z 粒子を伴ったHiggs 粒子の生成、neutrino 対を伴ったHiggs 粒子の単独生成時の、1-loop level での超対称性粒子のシグナルの大きさを統計的に検証した。同時に相補的にILC以外の加速器(LHeC) で同効果がどのように見えてくるかの検証もおこなった。ILCでは、超対称性粒子の1-loop 効果は見えるという結果を得、第3世代のsquark に対する情報が得られる可能性があることを明らかにした。 |
内容記述: | 論文主査名: 近 匡 |
URI: | http://hdl.handle.net/10928/1109 |
学位授与番号: | 32629甲第102号 |
学位授与年月日: | 2019-03-31 |
学位名: | 博士(理工学) |
学位授与機関: | 成蹊大学 |
出現コレクション: | 02:博士(理工学)
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|