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個性を持った自立的な人間の創造
    
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09:成蹊人文研究 >
第27号 >

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dc.contributor.author小林, 盾ja_JP
dc.contributor.alternativeKOBAYASHI, Junja_JP
dc.date.accessioned2019-05-07T06:51:57Z-
dc.date.available2019-05-07T06:51:57Z-
dc.date.issued2019-03-10ja_JP
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/10928/1124-
dc.description.abstractこの論文は、キャバクラにおける女性サービス提供者(キャバクラ嬢)が、仕事からなにを獲得しているのかを描く。先行研究では(収入にくわえ)承認感を得るとされるが、それ以外の可能性や多様性については未解明であった。そこで、合理的選択理論の立場にたって、キャバクラ嬢が仕事から人的資本や社会関係資本を獲得し、転職や収入増といったその後の地位達成に活用すると仮定する。データとして現役または元キャバクラ嬢8 人を対象に、インタビュー調査を実施した。語りを分析した結果、(1)対象者のすべてのキャバクラ嬢が、(コミュニケーション力、美意識、飲酒、忍耐力などの)人的資本と(情報、人脈、恋人などの)社会関係資本を得ていると語った。(2)ただし、承認感は獲得したと語る人とそうでないという人がいて、もともと自信のある人は承認感を必要とせず、自信のない人は必要としていた。したがって、キャバクラ嬢という仕事に、承認感といういわばロマンチックな報酬だけでなく、資本獲得というしたたかな合理性も潜むことが明らかになった。これらは、この研究ではじめて明らかにされた。先行研究では、あたかもキャバクラ嬢なら一様に承認感をもつように描かれてきたが、実際には多様なことがわかった。ja_JP
dc.language.isojaja_JP
dc.publisher成蹊大学大学院文学研究科ja_JP
dc.subjectキャバクラja_JP
dc.subjectキャバクラ嬢ja_JP
dc.subject合理的選択理論ja_JP
dc.subject人的資本と社会関係資本ja_JP
dc.subject承認感ja_JP
dc.title「だってキャバ嬢って楽に稼げる仕事ですから」 : 合理的選択理論によるキャバクラ嬢のインタビュー・データ分析ja_JP
dc.title.alternative“Because Hostesses Earn Easily” : Rational Choice Theoretic Analysis of Interview Data of Hostesses in Japanja_JP
dc.typeArticleja_JP
dc.type.niiDepartmental Bulletin Paperja_JP
dc.identifier.niiissn09191488ja_JP
dc.identifier.ncidAN10410367ja_JP
dc.identifier.jtitle成蹊人文研究 = Journal of the Graduate School of Humanitiesja_JP
dc.identifier.issue27ja_JP
dc.identifier.spage57ja_JP
dc.identifier.epage79ja_JP
dc.rights.textversionpublisherja_JP
dc.sortkey05ja_JP
dc.identifier.jalcinfo:doi/10.15018/00000792
出現コレクション:第27号
 

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