SEIKEI University Repository >
01:紀要(Bulletin) >
09:成蹊人文研究 >
第27号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10928/1125
|
タイトル: | 自己責任と努力の不均衡の規定構造 |
その他のタイトル: | On the Analysis of Imbalance between Efforts and Self-Responsibility |
著者: | 川端, 健嗣 KAWABATA, Kenji |
キーワード: | 自己責任 努力 不平等 |
発行日: | 2019年3月10日 |
出版者: | 成蹊大学大学院文学研究科 |
抄録: | 本研究は各個人の経済状況について、本人の努力に左右される度合いの意識と、責任を感じる度合いの意識の関係を分析する。データは、ランダムサンプリングによる「2018年度暮らしについての西東京市民調査」(N =292)を用いた。分析の結果、全体の半数以上に不均衡があり、約3 割以上が努力の度合いに比べて責任を過大に感じていることが明らかになった。さらに多項ロジスティック回帰分析の結果、等価所得が低いほど努力の度合いに比べて責任を過小に感じることに有意な効果を持つことが明らかになった。分析を通じて、人々の意識における責任実践の不均衡な規定構造が明らかになった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/10928/1125 |
出現コレクション: | 第27号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|