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タイトル: 地域再生・地方再生・地方創生政策の経過と現在 : 持続可能な地域づくりのために
その他のタイトル: Recent Approaches to Regional Revitalization in Japan : 2003-2021
著者: 小田, 宏信
ODA, Hironobu
キーワード: 持続可能な地域づくり
国土政策
地域政策
地域活性化
まち・ひと・しごと創生
sustainable community development
national land policy
regional policy
regional vitalization
Overcoming Population Decline and Vitalizing Local Economy in Japan
発行日: 2021年11月1日
出版者: 成蹊学園・成蹊大学サステナビリティ教育研究センター
抄録: 本稿は,概ね2005年以降の日本の地域政策の歩みとそこでの具体的な諸施策について,包括的にレビューすることを目的としたものである.三位一体の改革および立地関係諸法の撤廃以降の地方政策として新たな施策体系が模索されてきたが,この間の日本の地域政策の特徴は,第1に,各地域が自らの地域の特性を踏まえて,それに見合った計画を作り上げることに迫られたということ,第2に,地域内で諸資源の活用,主体と主体の連鎖,人材や資金を含めた地域内循環といったものが強調されるようになったこと,第3には人口の縮小,財政規模の圧縮,環境負荷軽減に対応して市街地の集約化に舵を切ったということ,第4に,「新たな公」「新しい公共」という考え方が定着し,民間企業やNPO,市民に地域づくりの担い手として参画することを求めるようになったということが指摘できる.そして,地方創生という語が使われるようになってからは,人口の長期ビジョンと結びついて,雇用機会や人口の地方分散が重要な目標として掲げられるようになった.東京圏一極集中の是正が見えてきたとは到底言えない状況だが,持続可能な地域づくりのために,地域に内在する資源を見つめた上で,地域内外のさまざまなアクターが連携して自発的かつ創意に満ちた取り組みを進めるということがますます重要になっている.そのための人材育成ということは地理教育や持続可能な開発のための教育(ESD)に求めらている一つの使命である.
URI: http://hdl.handle.net/10928/1480
出現コレクション:第03号

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