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タイトル: 恋愛経験は結婚の前提条件か : 2015年家族形成とキャリア形成についての全国調査による量的分析
その他のタイトル: Is Romance Required to Get Married? : Quantitative Analyses of 2015 National Survey on Family Formation and Career Formation in Japan
著者: 小林, 盾
大﨑, 裕子
KOBAYASHI, Jun
OSAKI, Hiroko
発行日: 2016年3月10日
出版者: 成蹊大学大学院文学研究科
抄録: この論文では、「結婚まえの恋愛経験が、結婚のための前提条件であるのか」というリサーチ・クエスチョンを検討した。これまで、恋愛経験が量的に測定されることが、ほとんどなかった。そこで、「2015年家族形成とキャリア形成についての全国調査」を実施し、全国の20~69 歳の個人1万2007人から、初婚までの恋人人数、デート人数、キス人数、性関係人数をデータ収集した。結婚経験の有無を従属変数とし、ロジスティック回帰分析をおこなった。その結果、(1)恋愛人数が1人以上いることの効果を調べたら、男女とも恋人やキスが1人以上いると、結婚のチャンスがあがった。(2)恋愛人数の量の効果を調べたら、男性はデート人数とキス人数が、女性は恋人人数とキス人数がふえるほど、結婚のチャンスがあがった。したがって、結婚まえの恋愛経験のうちとくに恋人とキスが、結婚のための前提条件とはいえないまでも、促進要因となっていることがわかった。
URI: http://hdl.handle.net/10928/759
出現コレクション:第24号

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