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タイトル: 回収率70%への挑戦 : 郵送調査でどのように接触を最小化できるのか
その他のタイトル: Challenges to 70% Response Rate : How to Minimize Contact in Mail Surveys?
著者: 小林, 盾
武藤, 正義
渡邉, 大輔
香川, めい
見田, 朱子
Kobayashi, Jun
Muto, Masayoshi
Watanabe, Daisuke
Kagawa, Mei
Mita, Akiko
キーワード: 回収率
郵送調査
社会調査
調査法
接触
回数
密度
発行日: 2015年3月
出版者: 成蹊大学
抄録: この論文では、郵送調査でどうすれば回収率を向上できるかを検討する。先行研究では調査対象者との接触回数が多いほど、郵送調査の回収率があがるという。しかし、日本社会では接触がかえって逆効果となるかもしれない。そこで、いわば「接触回数最小化・接触密度最大化」という戦略にたち、「接触回数をへらしても、接触密度をあげることで、十分な回収率となるだろう」という仮説をたてた。データとして、東京都武蔵野市と西東京市で9年間に、ランダムサンプリングにもとづく郵送調査を11回実施した。先行研究は5回の接触を推奨するが、接触回数を最小化するため2回または3回とした。そのぶん、切手貼付、実施者の顔写真掲載、謝礼の先渡しなどで、接触密度を高めた。その結果、平均回収率は64.3%で、そのうち70%台が2回あった。したがって、接触回数を最小化しても、接触密度を最大化することで十分な回収率をえることができた。このことは、日本社会では「接触回数の最大化」より「最小化」のほうが適していることを示唆する。
URI: http://hdl.handle.net/10928/862
出現コレクション:第49巻

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